骨折とヤケドと親指シフト

やっちまいました。
肋骨骨折。
出張先のホテルのシャワーで、シャンプーを取ろうとしたところバランスを崩してしまい転倒、ギックリ腰になったかと思ったらあばら骨が折れていました。

今回は取材先が用意してくれたホテルだったので、いつもの東横インとは使い勝手が違い、シャンプーを無理な体勢で取ったのが原因です。
東横インのシャンプーはその点、大変便利にできております。

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そして、そのしばらく前には、親指をかなりひどくヤケドしてしまいました。

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右手の親指なのですが、これは僕にとって大切な場所なのです。
僕は日本語入力を、NICOLA配列—いわゆる親指シフト—で行っているのですが、親指のちょうどヤケドした部分を、よく使うのです。
親指シフトは非常に効率的かつ直感的な入力方法で、いくら練習してもタイピングが早くならない僕にとっては、ぴったりな入力方法なわけです。

ところが、この効率的で直感的な入力方法も、十指が健康に動かなければ、とても非効率的な入力方法となってしまうのでした。
これはヤケドをして初めて気づいたことです。
親指のこの部分が使えないと、打鍵スタイルを変えなければならず、非常に入力しにくい。
大変なストレスです。

肋骨もヤケドもそうですが、ケガとしてはただ「痛い」というだけなんですよね。
それも、気を失うほどの激痛ではなく、せいぜい息が止まるくらいの痛さです。
それなのに、こうも日常生活を乱すとは。

しかも、ちょうど仕事が立て込んでいた時期に重なり、精神的にとてもまいってしまいました。痛み止めの影響でぼーっとしているし、本当にこれはヤバいぞという厳しさでした。
「貧ずれば窮す」じゃないし、なんていうんでしたっけこういうの。
ともかく、最近体調も回復してきて、気持ち的にも“I Shall Be Released”って感じです。

それにしても健康って大切ですね。
僕はまだ40代の前半ですが、ほんのちょっとした動作がうまくいかないという事例がたびたび発生しています。
こりゃまずいなと思いつつ、あきらめてもいたのですが、そろそろ加齢に抗う努力の必要性について考えはじめなければならないのかもしれません。

人間って、マジでおっさんになるんだな。

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