お手軽作りおき「ジャーサラダ」じゃ

今年は、「ジャーサラダ」がくるんだという。
なんだ、ジャーサラダって。
「とりあえず、ビール」的な文脈の「じゃあ、サラダ」ということではないらしい。

なんでも、あの紫にけむる夜明けで有名なニューヨークで大人気の、保存ビンに入ったサラダのことをそう呼ぶのだそう。

へー、食べてみたい! と思っていたところ、友人の奥さまで、料理研究家のりんひろこさんがジャーサラダのレシピ本『作りおきで毎日おいしい! NYスタイルのジャーサラダレシピ』を出されることになったというではないか。
「いいですねー」と言っていたら、「よかったら一冊」と、なんといただけることになってしまった。やはり「いいですね」は3回言うべきだ。

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というわけで『NYスタイルのジャーサラダレシピ』の中から、とりあえず2品作ってみた。

チャレンジしたのは「ブロッコリーと豆のサラダ」と、「キャベツとコーンのコールスロー」。
本の中ではおしゃれな「メイソンジャー」を使っているが、ドン・キホーテで買った2百数十円のビンでも問題なかった。

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レシピ通りにドレッシングを作り、下ごしらえした野菜をビンに詰めるだけで、ハイ完成。

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ジャーサラダの便利な点は、冷蔵庫で3〜5日という保存性の高さだ。
これは、ビンの中に野菜をギュッと詰めることで空気と触れる部分を少なくできるからだそう。
でも、ただやみくもに詰め込んでもダメで、野菜を詰める順番にコツがあるのだ。そのあたりのノウハウは、しっかり本の中に書かれている。

見た目が鮮やかですぐにでも食べたいところだけど、せっかくのジャーサラダだから一晩おいてから、まずはブロッコリーサラダを食べてみた。

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食べる前にビンごとよく振って、ドレッシングをよく絡め、ビンをひっくり返して皿にあける。

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豆とブロッコリーが、マヨネーズドレッシングにぴったりだ。

そして3日後に、コールスローを食べた。

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作りおきしていたとは思えない、シャキシャキのキャベツとニンジンにニンマリ。ケンタッキーのアレの10倍はうまい。

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これは、週末なんかにまとめて作っておけば、平日の夕飯に副菜としてちょうどいい。
少人数分の調理だと、特に生野菜は余ってしまいがちだけれど、ジャーサラダにしてしまえば、冷蔵庫でそのまま保存するよりも新鮮な状態でおいしく食べることができる。

ジャーサラダは感度の高いおしゃれな女性向けかと思っていたが、ものぐさな人にこそ向いているのではないだろうか。

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