ここ数カ月、全くジャンルの違う仕事をいくつか並行してやっている。
例えるなら、チャーハンを作りながら蕎麦を打ち、ついでに縄跳びをしているような状況だ。
こういう働き方は、フリーランスの醍醐味だろう。気が多くて飽きっぽい僕としては、こんな状況が楽しくてたまらない。
おかげさまで忙しいのだけれど(ほんとうに恵まれていると思います。みなさんありがとう)、そんな中でも多少は自分の時間を持つことができており、40歳を過ぎてようやく、自分自身で「なんかいい感じだな」と思える毎日になってきた。
もちろん現状に満足はしていないし、やりたいこともたくさんあるし、お金ももう少し欲しいし、その他の問題もそれなりに山積みなのだけれど、自分に対する不本意さ、あるいは違和感みたいなものは、20年前、いや5年前なんかよりもずっと少なくなっている。
年をとるというのはこういうことをいうのか、なんてちょっとさみしく思ったりもするが、なかなか悪くない感じだ。
……って、久しぶりに日記でも書こうかと思ったらこんな感じになってしまった。
もしかしたら俺、もうすぐ死ぬんじゃないだろうか。
死にたくないぞ。