みなさま、あけましておめでとうございました。
おかげさまで正月は昨年買ったお気に入りの本を読みながら、のんびりすごしました。
お気に入りの本というのは『日本の作家 名表現辞典』。これがものすごくおもしろいのですよ。
本屋で見つけて衝動買いしてしまったのですが、名だたる作家の作品から「名表現」を引用し、著者が解説するというスタイルの本です。
紹介されているのは、太宰治や川端康成といった大御所から、村上春樹、川上弘美まで幅広く、中村明さんの的確かつユーモアのある解説を通して、あらためて作品の持つ力を感じることができました。
この本は、一度読んだら終わりではなく、ときどき開いては目を通す本になりそうです。そうした本に、久しぶりに出会いました。
すてきな本です。